子どもの心の安全基地

我が家の愛犬ポン太は、頚椎に小型犬特有の病気を持っています。これは症状が悪化すると神経系にも影響が出るため、診断を受けたときの私は非常にナーバスな状態で、落ち込んでいました。

けれど、よぉーく考えたら、病気を抱えているのは私ではなく、ポン太自身。私が落ち込んでいたら、ポン太も不安な毎日を過ごすことになる!それは私も望まないし、ポン太だって望んでいないんじゃないか?と思い、気持ちを立て直し始めました。

その時に、自分に誓ったこと…「ポン太の心の安全基地になる!!!」でした。自分が子どもの頃、風邪を引いて不安だったとき、母がぎゅーっと抱きしめてくれたことで、その不安はすーっと消え、とても温かい気持ちが自分の中に感じたあの時のように、ポン太が病気を乗り越えていける心の状態を、今度は私がポン太のために作りたいと思ったんです。

それからしばらく病気の症状も出ることがなく、穏やかに過ごしていたのですが…

先日の朝方、嘔吐を繰り返すポン太。嘔吐物を見ると、昨日食べた柿だったので、消化できなかったのかなぁ?くらいに思って、しばらく様子見。その後も何度か嘔吐を繰り返し、落ち着いた頃には、ちょうど時計が朝の8時を指していました。いつもなら朝食を求めて、くるくる回転しながらリビングへ向かう時間。なのに、この日はいつもと何かが違っていました。要求吠えすることもなく、とぽとぽのっそり歩きでリビングへ向かっている様子。

んーーー???

とにかく今は焦らず、じっくり様子を観察することに決め、平常心を意識しながら、特に気になる前脚の動きに注目しながら観察。すると、左前脚を浮かせて歩き、時にはびっこを引いているような歩き方。この歩き方はおかしいと思い、動物病院で診察を受けることに。偶然にも今日はトリミングの日(動物病院併設)だったので、待ち時間なくスムーズに9時には診察を受けることができました。

レントゲンや神経系の検査などをしていただき、「肩間節不安定症」と診断。これは字の如く、肩関節がゆるく、外れやすい病気。人は鎖骨で肩関節の可動域を調節しますが、犬には鎖骨がなく、関節を繋ぐ靭帯が緩いことで起こる症状だそうです。で、一般的にはそれほど多い病気ではありませんが、トイ・プードルや小型犬に多く見られるのが特徴だそうです。

一般的には犬の肩関節の可動域は45度くらいだそうですが、検査の結果、愛犬の場合は、70度まで広がる状態だそう。そのために肩関節に痛みが生じているようで、今回は外れているわけではないので、鎮痛剤と運動制限で様子を見ることになりました。症状が悪化して、関節がうまくはまらなくなれば、手術で固定するということも検討が必要だそうですが、これまでよりも肩を動かすことに不自由が伴うので、手術を避けられるようにケアして過ごしたいと思います。

病気はまだまだ先のお話と思っていたあの頃のわたしには、まだできていなかった覚悟が、「ポン太の心の安全基地になる!!!」と決めたことで、今回は随分と冷静で迅速な判断と行動ができました。また、感情をコントロールできたことで、獣医師の診断にも素直に耳を傾けられました。

そして、何よりポン太が安心して治療を受け、わたしにも身を委ねてくれているように感じています。大好きなソファーの昇降や段差のあるベッドでの添い寝が今後は制限されますが、それもポン太がよぉーくわかっているようで、調子のいいときは「ちょっとだけ遊ばせて!」と言っているように尻尾を振ってサインを送ってくれます。

動物家族は私にとっては、我が子同然の存在です。だから、これからも愛犬を支えるために「心の安全基地になり続けます!」人も犬も大切な存在すべてが笑顔であり続けられるために、あなたは誰の心の安全基地になりたいですか?

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Profile -プロフィール-

ウィルビー株式会社 代表取締役
ライフコーチ
金澤 澄江 Sumie Kanazawa

愛犬とのコミュニケーションに困り果てた経験がきっかけで、「同じ悩みを抱えるドッグオーナーをサポートしたい」と、2015年よりコーチとして活動をスタート。状況が改善する愛犬との暮らしで、潜在意識を活用した非言語コミュニケーションの奥深さを実感し、2018年アニマルコミュニケーターとなる。

現在は、ライフステージが変化し、「家族を犠牲にしないで、仕事でもより成果をあげ、豊かな人生を目指したい」と願う、女性の自己成長をサポートするための”ワークライフバランスを整えるコンサルティング型コーチング”を行っている。プライベートでは、ポメラニアンの男の⼦のママ。