一人で悩まない!初めての育犬


 

楽しい暮らしが、これから始まる!と思って、家族に迎え⼊れた⽝との初めての暮らし。だけど、実際、⽝との暮らしが始まったら、部屋中がトイレになってしまったり、⼤切にしているものを噛まれたり、突然の夜泣きで寝れない⽇があったり、「こんなはずじゃなかった!」という⽇々の連続。

「初めての⽝との暮らしに不安がある」というあなたへ。はじめての育犬で大切な3つのポイントをお伝えします。

「はじめて犬を飼う」ということ

実はわたしもあなたと同じように、苦しい胸の内を抱えながら、「この⼦とこれからどう暮らしていけばいいか?」と、涙を流し、悩んだ経験があります。〈⽝を⼿放したい〉と思うこともありました。けれど、そんなことを話してしまったら、⾮難されてしまうことは容易に想像がつき、相談したくても誰にも話せませんでした。

「⼈にも⾔えないのに、どうやったら解決できるの?」

悩みのどん底にいた当時は、⽝育ノイローゼのような状態ながらも、苦しい現実から抜け出したくて、ひたすらネット検索で情報を集めていました。犬と一緒に暮らすことが〈苦しい〉から〈楽しい〉に変わる。そんな経験をしたわたしだからこそ、今、はじめての犬との暮らしに戸惑うあなたに、知っておいてほしいことがあります。

ポイント① 愛犬の問題行動の原因を知る

  • 夜泣きがひどい
  • トイレができなくなった
  • 噛み癖がある・・・

そんな問題行動が起こるたび、「どうしたら、変わってくれるんだろう?」と、犬をコントロールしようとしていませんか?

思うように⽝との暮らしができない時期、わたしはとてつもないストレスを抱え、すべて⽝のせいにしていました。「夜泣きを抑えてくれない」「トイレでしてくれない」「言うことを聞いてくれない」・・・と、犬に自分の理想を押し付けていました。これを、人間関係に置き換えてみると・・・その相手とどんな関係になるか容易に想像がつきませんか?

人間であれば、相手を自分の思い通りにコントロールしようとしては、良好な関係を築くことはできないと想像できるのに、相手が「犬」に変わると、わたしたちは途端に自分の思い通りにコントロールしようとしてしまいます。けれど、犬には犬の意志があります。それをコントロールしようとすると・・・うまくいくはず、ありませんよね。

愛犬と良好な関係を築きたいと思ったら、愛犬に安心して日々を過ごして欲しいと思ったら。まずは、愛犬をコントロールしようとしないこと。それが、何よりも大切な大前提になります。

ポイント② 犬との暮らしに判断基準を持つ

「愛犬に幸せに、楽しく暮らして欲しい。」
「でも、本当にこれでいいんだろうか?」

そんな風に、自分の決断に自信が持てなかったり、犬との暮らしに試行錯誤していませんか?本当は愛犬に幸せに暮らしてほしいのに、愛犬との暮らしになんだか自信が持てない。その原因は、〈愛犬ではなく、自分の目線で決めているから〉です。

「愛犬のためを思って・・・」そんな行動でも、深掘りしていけば、無意識のうちに「自分のため」に決めていることがほとんど。だから、いつまでたっても愛犬との暮らしに自信が持てないままなのです。そして、その決断は〈無意識〉、つまり〈意識がない〉ため、自分では自覚することができません。その〈無意識〉を〈意識化〉できるのが、【コーチング】です。

「愛犬の目線で考えたら、この決断がベスト!」

そんな風に自信を持って決断できるよう、まずは自分の〈無意識な決断〉を自覚した上で、自分の中に愛犬との暮らしの判断基準を持ちましょう!

ポイント③ ひとりで抱え込まない

わたしは⽝との暮らし⽅どころか、⽝のことをまったく知らないままに迎え⼊れました。愛情を持って接すれば、⽝は勝⼿に育つと思っていました。テレビや街中で⾒るように、⽝は⼈が好きで、歩み寄ってくれる⽣き物だと思っていました。

⼤きな勘違いと幻想を⽝との暮らしに抱いていました。

ただ、こんな無知のわたしにも、⽝と暮らすことを考え始めたことを周囲に話すと、アドバイスをくれる⼈や情報を提供してくれる⼈たちがいました。特にたくさん教えていただいたのは、「⽝の⼗戒」という短篇集です。

第一戒:私の生涯はだいたい10 年から15 年です。あなたと別れるのは何よりもつらいのです。私と暮らし始める前に、どうか別れのことを考えておいてください。
第二戒:あなたが私に望むことを理解するまでには、少し時間がかかります。
第三戒:私にとって一番大事なことは、あなたから信頼してもらえることです。
第四戒:私のことを長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたにはあなたの仕事や楽しみもあり、友達だっているでしょう。でも、私にとってはあなたがすべてなのです。
第五戒:私にちゃんと話しかけてください。あなたの話している言葉の意味はわからなくても、話しかけてくれるあなたの声はよくわかるのです。
第六戒:あなたが私にどんなふうにしてくれたか、それを私は絶対に忘れません。
第七戒:私をたたいたりする前に、私はあなたを噛んだりしていないことを思い出してください—私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに。
第八戒:私が言うことを聞かないと怒る前に、なにか原因があるのではないかと考えてみてください。食事はちゃんとしているか、かんかん照りの日なたに置き去りにしてないか、年を取って体が弱ってきていないか、と。
第九戒:私が年を取ったら、どうか優しく世話をしてください。あなただって、年老いたら同じようにそうなるのですから。
第十戒:私が旅立つその時を安らかに迎えられるように、どうか最期まで一緒にいてください。「かわいそうで見ていられない」なんて言わないで、私を独りぼっちで逝かせたりしないでほしいのです—だって、私はあなたが大好きなんですから。
引用元/日本愛玩動物協会(長崎県支所)
文/大原絵理香

何度も読んでいたのですが、この詩が伝えることを実感をもって汲み取れたのは、⽝と暮らし始めてからのことでした。どんな想いを今抱えていても、⽝を家に連れてきた⽇は、間違いなく、あなたは最期まで⼀緒に暮らしたいと思っていたのではないですか?ひとりで頑張らなきゃ!というプライドを捨て、わたしは⼈の応援という⼒を借りて、乗り越えることができました。
「最期まで⼀緒に暮らすのがドッグオーナーの責任だからそうしよう!」ではなく、「最期のときまで⼀緒に暮らしたい」思いで⼀緒に暮らしていけるのが理想ですよね。 その理想を現実にするために、誰かの⼒を借りて、乗り越えてみるのはどうでしょうか?「話を聞いてもらう」「育⽝の先輩からアドバイスをもらう」など、⾃分の持つ知識や経験を⽣かして、⽝との暮らしを⼼地いいものに変えていくために。

 

⽝との暮らしは、これまでの⽣活が良くも悪くも⼀変します。けれど、⽝育ノイローゼで悩んだあの頃も、今となっては⽝と⾃分⾃⾝の成⻑を感じさせてくれる⼤切な思い出です。その思い出を通して、⽝と⼀緒に暮らす楽しみを味わえている実感があります。

⽝との暮らしをはじめた頃のわたしは、「⽝育(⽝を育てる)」の考えが強く、⾃分から⽝を⾒る⽬線でしか関われていませんでした。⽝との暮らしの楽しさを味わえるようになった今は、「育⽝(理想の暮らしを育み、⽝と⼀緒に⽣きる!)」の考えで過ごしています。

 

⽝との関係は家族。上下の関係ではなく、⼿を取り合い、信頼で絆を深め、互いが⼼地いい暮らしのポイントを今も探りながら。完璧を⽬指すのではなく、⼼地いい暮らしを求めて。

あなたは、どんな⽝との暮らしがしたいですか?

「これでいいのかな?」と不安だった愛犬との毎日が、「これでいいんだ!」と心から楽しめる日々に変わる。はじめて犬と暮らすドッグオーナーのための、コミュニケーションをご提案しています。

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